小松空港敷地内の駐車場(小松空港第1~3駐車場)は、2015年に開業した北陸新幹線に対抗して、これまでも駐車料金を下げるなどして色々な対策をしている。
例えば、次のとおり。
例えば、次のとおり。
- 新幹線開業の年に、1日の駐車料金を200円~300円下げ400円/日~500円/日にし、空港整備環境協会が管理する16空港中で最低料金にしている。なお、この値下げは期間限定として実施されたものであるが、現時点も維持している。
- 2016年にも駐車料金を細かく設定したり、それまで30分無料は普通自動車のみであったが大型自動車や自動二輪車も対象にした。
今回、更なる対策として、無料時間をこれまでの30分から1時間に拡張することを決定した(来月の4月から実施)。1時間無料は、空港整備環境協会が管理する駐車場の中で徳島空港のみで、最も長い無料時間となる。ちなみに、松山空港は無料時間を設けていない。
背景としては、小松空港を利用するお客の内、15%程度が自動車で送迎されていて、見送る方に取っては30分以内の駐車は厳しいとの意見があり、見送る方の利便性を高めることにより北陸新幹線開業以来、減少し続けている利用客を食い止める1要因にするためである。