屋根付き歩道の奥義(第2駐車場編)
小松空港では、国際線第2駐車場からターミナルビルまで屋根付き歩道が整備されているので、雨の日でも傘が不要と思われがちだが、その思い込みには落とし穴がある。と言うのも、屋根が完全に整備されている訳でなく屋根の途切れた箇所が存在し、上手く対処しないと恥ずかしい思いをするからである。
そこで、このページでは途切れている屋根の実態を暴露すると共に、雨の日に於いて地元の人から尊敬の念を抱かせる歩き方の奥義を伝授してあげよう。
経路
奥義を伝授するに当たり、まずは国際線第2駐車場からターミナルビルまでの経路を示しておくので、しっかり頭に叩き込むように!その理由はターミナルビルへ向かっている途中で道に迷ってしまうと、地元の人に「アッ!田舎者がいる。」と思われてしまうからである。
奥義の伝授
以下に、地元の人から尊敬の念を抱かせる歩き方の奥義を伝授する。
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駐車場の端の一部には出口に繋がる屋根付き歩道が設置されているので、屋根付き歩道に入り出口に向かってキャリーケースをコロコロしながら澄まして歩こう。
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駐車場を出ると、まず幅9mの公道を横断しなければならない。屋根が付いていないが開けた目立ち易い場所なので、走り出すようなはしたない行動を取らず、そのまま澄まして歩いて横断しよう。
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横断しても次の屋根付き歩道までは30mも先である。でもここからは、人通り少ない民家の間を通り抜けるだけなので、キャリーケースを担いで形振り構わず全速力でダッシュ!!!
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一直線に伸びる屋根付き歩道に着くので、キャリーケースを降ろし再び澄まして歩こう。
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突き当たったとこれで右折すると緩やかな曲線を描きながら屋根付き歩道が続くので、優雅に円を描きながら歩こう。
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ターミナルビル近くまで来ると、屋根付きが連続して2箇所(6m幅と7m幅)で途切れている。
ここもキャリーケースを担いで形振り構わずダッシュで一気に渡りたくなるが、既に空港敷地内に入っていることを悟らなければならない。つまり、地元の空港関係者等がいつ何時あなたを見ているか分からない状況なので、ここはグッと気持ちを抑え澄まして歩きながら横断し、地元の人に「さすが、海外を出かける人はどんな時も気品を崩さず渡るなぁ」と思わせなければならない。
ここを乗り切れば、その後は屋根が途切れることがないので安心してキャリーケースをコロコロしながら澄まして歩こう。
- 最後に一言
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帰りの奥義も伝授してほしいと思うかもしれないが心配無用。向きが逆になるが、行きと同様な振舞いで歩けば良いだけである。これであなたが帰る時には、地元の人から尊敬の眼差しを浴びることになるので自信を持ち威風堂々と歩いて頂きたい。